モンテッソーリ教育について

「モンテッソーリ教育」は100年以上前にイタリア・ローマで生まれた、
子どもの成長発達を科学的な根拠に基づき援助していく、素晴らしい教育法です。

Facebook、Wikipedia、Apple、Google、amazonなど 

現在の世界で欠かせないツールとなっている企業の創立者たちは
皆モンテッソーリ教育で育ちました。
日本では、将棋の藤井聡太さんが受けていたことが知られています。

宇宙的規模の広い視野、深い集中力、自分の信じる道を生きていく力、
何よりも人生を楽しむこと、
これらはモンテッソーリ教育で育った人に共通する特徴です。

幼児期から読み書きや算数をする姿から、先取り学習やお受験準備と誤解されがちですが
「子どもが生まれ持っている自己教育力、つまり敏感期」に合わせて
その時「やりたい!知りたい!できるようになりたい!」と欲求していることを
取組むだけです。

生まれたばかりの赤ちゃんにもその力はあります。
誰に教わらなくても、周りのものに興味を持って手を伸ばし、はいはいするようになり、
まわりの環境からたくさんの感覚刺激を吸収していき、
1歳代から言葉を発するようになりますが
これらは全て生まれ持った自己教育力の現れです。

大人が心配して、あれやこれや与えなくても
子どもはしっかりと自分の「課題」を見つけて、もくもくと取り組むのです。

ただしその多くは、大人から見ると「いたずら」だったり「ワガママ」と言われてしまうことも。
2歳前後の「秩序の敏感期」では、物の順番や行動にこだわり、泣いて譲らないことも
珍しくありません。

それはけして「イヤイヤ期」などという言葉で片づけられるものではなく、
「1人で生きていこう」とする自立への第一歩です。
大人は子どもの自立心を尊重し、こだわりにお付き合いしてあげることも大切です。
そうすれば子どもは安心して、また自分の道を進んでいきます。

こんなことを書いている私も、子育て中はそれを知らずに随分と悩みました。
どうして親がよかれと思って言っていることと逆のことをするのか、
きれいに片付けた所をあっという間に散らかすのか、
何が嫌で泣いているのか・・

そんな時に、家庭でできるサポートを学ぼうと
藁をもすがる思いで頼ったモンテッソーリ教育の学びに
どれだけ救われ、感動で胸がいっぱいになったことか。

そのまなざしと方法を教室の生徒さんにも、と
試行錯誤で指導に導入し始めて15年になります。

レッスンに取り入れるモンテッソーリ教育

レッスンにどのようにモンテッソーリ教育を取り入れるのですか?と
よくご質問を受けます。

ひとつ言えることは、
「子どもと接する大人が、モンテッソーリ的思考になる」
これだけで、特別な教具がなくても
そこはモンテッソーリ教育の平和な現場となり、
子どもさんたちを穏やかにすることが可能になります。
(抽象的ですみません)
私の生徒さんたちも、モンテッソーリ教育をされている、とは
あまり考えていないと思います。

が、玄関を入って来た時からモンテッソーリのまなざしで。
先入観を持たず、常にあたたかな気持ちで迎え入れること。
玄関の靴をきれいにそろえること。
自分でレッスンの用意をすること。
それらを大人は何も言わずに見守ること。

選択する場面があれば、生徒さん自身に決めてもらい、その責任を持つことも経験していきます。
クリスマス会や発表会では、自分で係を選び、スタッフとしても参加してもらいます。

はじめから「完成された人間」の子どもはいません。
けれども、誰でも素晴らしい宝物の個性も持っています。
未完成の部分を長所が補い、小さな成功体験を積み重ねていけるように。
それをいかに「強制しないで」「自分から」やりたくなるように促していくか、
そこはこれまで学んできたことを活かしてサポートしています。

モンテッソーリは0~24歳までを系統立てて「人格の形成」につながるよう、
大人の見守り方を示しています。
最も手をかけるのは6歳までですが、中高生に対しても、目標を見つけてそれに向かい、
大人として完成するまで見守る目は大切です。

私がモンテッソーリ教育を知って以来、今まで14年、15年と長く通って下さっている生徒さんたち。
振り返ってみるといろいろなことがありましたが、
いつも「一人の人格を持った人」だと思って接してきました。

実際にはこれらの見守り方の他に、
苦手なことを楽しく繰り返したり、
敏感期の特性を活かした教具もあります。

けれども「教具ありき」ではなく、「目の前の生徒さんをよく観察する」ことが最初です。
成長段階も個性も異なる子ども達へのマニュアルもありません。
だからこそ、今日のレッスンを楽しみ、確実に次へつながるように意識して、
ハプニングがあってもまた工夫して。

「すべては子どもが出発点」というモンテッソーリの言葉を大切に、
これからも謙虚に学びを続けていくつもりです。

本当の「知性の発達」のために ~手と五感を使う大切さ~

現代社会では、ひと昔前と比べると手を使う機会がとても少なくなりました。
大人は便利でよいのですが、未来ある子ども達には危機的状況と言われます。

特に6歳までの子どもは「運動の敏感期」と言って、さまざまな動きを獲得したくて
しかたのない時期です。
この時期に体の機能を使う機会を奪ってしまうと、知性の発達にも影響します。

人は誕生時にたくさんの神経細胞を持って生まれてきます。
体の機能や感覚器官を使うことで、神経細胞は回路を作り、豊かで濃い脳になっていきます。
逆に、器官を使わずにいると神経細胞は消滅していきます。

また、やりたくないことをしている時もドーパミンが出ないので
神経回路はつながっていきません。

このように、子どもの「やりたい!」という好奇心を適切な時期に満たすこと
とても重要です。

当教室のプレピアノクラス「ぷち・もんて」では、
こうした運動や感覚の敏感期にいるお子様たちが
さまざまな手先の動きを体験できるように準備しています。

  • 音楽体験の準備
  • 体の機能の準備
  • 感覚体験の興味付け


これらをレッスンに組み込み、お子様の成長段階に合わせて完璧に用意して
お待ちしています。
ぜひ一度、体験レッスンにいらしていただけると嬉しいです。



モンテッソーリ教育の勉強会(指導者向け)

2021年より、音楽指導者対象のモンテッソーリ教育勉強会を開催しています。
ご興味ある方はぜひ、下の公式LINEにご登録お願い致します。
ぜひご一緒に学んでみません??
これまでに110名以上の方が勉強会にご参加いただき、
大きな感動と共にレッスンにも活かして下さっています。
卒業生の会「ハーモニー」もあり、仲間との情報交換も含めて学び続けることができます。

セミナー等

ご要望がございましたら、モンテッソーリ教育のセミナー、勉強会等、開催できます。
(zoom、対面、どちらにも対応可能、少人数OK)
モンテッソーリ教育は非常に奥が深いのですが、1回(90~120分)の講座も可能です。
もちろん2回3回とシリーズ化することもできます。
こちらのメールからご連絡ください。